私の時代のスーパースターはマラドーナでした。観る者すべてを魅了するプレーは圧巻です。そんなマラドーナも幼い頃に与えられたサッカーボールと毎日一緒に過ごしていたと言われています。
マラドーナのようにとまでは言いませんが、チーム練習以外の「日々の積み重ね」が将来の成長に大きく影響を与えると思います。
近年、サッカーボールを思い切り蹴れる環境が少なくなっています。また、TVゲーム、スマホ、ポータブルゲーム機等の誘惑が多いの中で、どのように「自主練」を行っていけばいいのでしょうか?
自らが行うと言った意味では、「外で遊ぶ」が最高の自主練だと感じておりますが、今回はサッカーの自主練を紹介していきます。
個人練習
ボールコーディネーション
対象の選手:ドリブルをしている時に顔が下がってしまう選手
ボールを使ったコーディネーショントレーニングになります。サッカーボールも使いますが、トレーニングボール等の大きさ、重さの違った様々なボールを使用します。このトレーニングの狙いは「ボールを保持をしながら、顔上げることを出来るようになる」です。練習のための練習にならない様に、試合の場面をイメージして行うと効果的です。
- 5m程度の距離をドリブルで往復します。
- 足元からボールが離れないドリブルメニューを7種類程度作成します。
- 慣れてきたら速度を上げて行います。ドリブルメニューを変更することで飽きることなく継続して行えます。
実施する上で意識することは、リズムと顔を上げることです。
体幹トレーニング
対象の選手:コンタクトプレーの際に飛ばされたくない選手
家の中で行えるので雨の日でも気軽に行うことが出来ます。トレーニングの狙いは「あたり負けない、ケガに強い身体づくり」です。サッカー選手にとって成長の邪魔をするケガと痛み、またコンタクトプレーの際に、踏ん張れる様になるためには欠かせないトレーニングとなります。
体幹トレーニングについては数多くの動画、書籍が出ております。自分に合ったトレーニングを選択し行っていくことをおすすめします。私が指導する際は、鍛える部位を意識してよりサッカーに近い動きを取り入れております。
複数人での練習
ライフキネティック
個人的なメニューも多数ありますが、このトレーニングは友達、家族で楽しくやって頂きたいです。出来ないことで脳を混乱させることに意味があるため、みんなで楽しくやらないと子どもはすぐに飽きてしまいます。トレーニングの狙いは「認知•判断能力の強化」です。
ライフキネティックのメニューは数多く存在します。「簡単な2つの動作を同時に行う」をメニュー作りの参考にしてください。作成の際にサッカーに近しい動きを取り入れられるとより効果的になります。
対象の選手:プレーの判断を速くしたいという選手
対面リフティング
お互いにリフティングが出来るということが前提になります。
- 5m程度の距離を取り、2人で向かい合います。
- 2つのボールを使いリフティングをしながら、ボールを落とさずにパス交換を行います。
お互いにボールを落とさずにチャレンジして、パス交換の回数を徐々に増やして行くとよいと思います。トレーニングの狙いは「相手の状況把握、パスの強弱の調整」です。
リフティングをしながら相手の状況を確認して、声をかけ合ってパス交換をすると上手くいきます。パスする際はボールの強弱を意識するとより効果的です。
「浮き玉のパス交換」と「リフティング」といった2つの簡単な動作を同時に行うので、ライフキネティックに近い動きなります。楽しみながら行うことが継続に繋がります。
対象の選手:ボールコントロール技術と状況把握を素早くしたい選手
最後に
自主練は自らが自発的に行わないと効果は薄れてしまいます。「楽しい」ということが自発的に継続する重要な要素になります。一人でも複数でも楽しめるメニューを作りましょう!